OANI、EXPO OSAKA 2025に出展 / 2025年大阪万博のチリ館にて、9月29日と30日に開催。
オアニ・テアトロ(OANI Teatro)は、1998年にチリの首都サンティアゴで生まれた劇団です。2007年にサンティアゴ近郊の港町であるバルパライソに拠点を移し、2014年には「オアニ・テアトロ財団」として正式に設立されました。
活動は大きく二つの柱に分かれています :
- チリ国内でのランベ・ランベ劇の創作、発展、普及。
- 演劇、特に人形や影絵などを使った「アニメーション演劇」の研究・制作


これまでに世界各地(スペイン、フランス、ベルギー、ポルトガル、オーストラリア、イギリス、ニュージーランド、キューバ、ブラジル、アルゼンチン、メキシコ、日本など)で開催された70以上の国際フェスティバルに参加してきました。
独自制作の舞台作品は33本にのぼり、チリ国内の様々な舞台芸術プロジェクトを主導してきました。
現在、財団では11レパートリーのランベ・ランベ劇を所有し、それぞれ異なる美学、アニメーション技法、テーマを扱っています。
【主なテーマ】
多文化共生、障害、子どもの権利、移民、文化遺産、孤独、パンデミックによる隔離。
【技術】 影絵、人形棒遣い、身体表現、ポップアップ、マルチメディア。
作品リンク:こちら
共同制作:

ランベ・ランベ劇とは?
上映作品
グレガリオス(群居性;ぐんきょせい)/ GREGARIOS
【あらすじ】パンデミックによる隔離生活の中で、人々に囲まれながらも同時にコミュニティから孤立している女性(木製の人形)の生活をのぞき見る。誰もが感じる「恐れ」を映し出すミニチュア作品。
【技法】棒人形、マルチメディア
【上映時間】3分30秒
【対象年齢】8歳以上(1上演につき観客1名)
テアトロ・ア・ミル財団&オアニ・テアトロ財団による共同制作。
原作:オアニ・テアトロ財団
演技、脚本、演出:カミーラ・ランドン・ビオ
技術オペレーター:ホセ・モラガ・ルイス
技術監督、マルチメディア:ケビン・モリスル
楽曲製作:アンドレス・ランドン
人形製作:エドゥアルド・ヒメネス・カビエレス
イラスト:ダニーラ・ルー・イラバカ
箱製作:INASデザイン、ワークショップ「エル・リトレ」
舞台美術:マルセロ・ペレス、オアニ・テアトロ財団
照明:フアン・トーレス
フランス語、ドイツ語ナレーション:オディール・ポティエ
スペイン語、ポルトガル語ナレーション:カミーラ・ランドン・ビオ
日本語ナレーション:一山琴世
予告リンク: こちら
写真リンク: こちら
智慧(ちえ)/ SABIDURÍA
【あらすじ】1人の中国の少年が、直感と音楽に導かれて海にたどり着き、とある秘密を発見する。そこで出会ったのはチリ南部のマプチェ族の少女。2つの異なる文化が出会い、お互いの持つ「知恵」を分かち合っていく物語。
【技法】影絵
【上映時間】4分30秒
【対象年齢】6歳以上(1上演につき観客2名)
原作:オアニ・テアトロ財団
演出:カミーラ・ランドン・ビオ
演技・舞台美術:アデライダ・ロジェル・グリン
照明:フアン・トーレス
楽曲製作:クラウディオ・クラビハ
箱製作:マルセロ・アラヤ
日本語ナレーション:一山琴世
予告リンク: こちら
写真リンク: こちら
ファイナンス:
